英国人の暮らしに欠かせないティータイム。前回の記事「季節を感じるテーブルコーディネート」でもご紹介したように、ローラ アシュレイ本国のスタッフは四季をテーブルの上に取り込むのが大好き。今回は、真夏ならではのアフターヌーンティーの楽しみ方を本国のスタッフに教えてもらいました。

Q. 真夏のアフターヌーンティー、どんなテーブルコーディネートがおすすめ？

A. 夏らしい柄や色を取り入れて

ローラ アシュレイでは、春夏シーズンに必ず“Coastal（海岸の、沿岸の）”テイストを提案しています。海岸沿いのコテージをイメージしてマリンな柄やブルーを取り入れれば、夏らしくて新鮮なアフターヌーンティーが楽しめるはず。

夏の太陽の光に映えるイエローをティーカップやクロス、ナプキンなどで取り入れるのもおすすめです。テーブルに飾るお花やフルーツの色も合わせれば、より統一感がでますよ。また、季節を問わず、アフタヌーンティーにはケーキスタンドなど高さのあるものをポイントにすること。立体的でメリハリのあるコーディネートが叶います。

Q. 真夏のアフターヌーンティーにぴったりな飲みものは？

A. 紅茶のほか、ミントティーやシャンパンもおすすめ

英国人にとってイングリッシュブレックファストとアールグレイは季節を問わず欠かせませんが、夏なら爽やかなミントティーを好む人も多いですね。これも英国人の定番、エルダーフラワーのコーディアルもおすすめです。少しスペシャルな集まりなら、シャンパンを開けるのもいいですね。

Q. 真夏のアフターヌーンティーならではのスイーツは？

A.  酸味のあるフルーツをいかしたもの

例えば、ローラ アシュレイ ティールームでお出ししているブラックベリーを使ったチーズケーキ。クリームチーズとトッピングのゼリー、どちらにもブラックベリーを使った甘酸っぱい味わい。なめらかな口当たりでさっぱりしていて、夏でも軽やかに食べることができます。そのほか、レモンケーキなど爽やかな酸味のあるスイーツがおすすめです。

そして、夏でも英国のアフタヌーンティーにスコーンは欠かせません！ 私たちは先にご紹介したブラックベリーのほか、ストロベリーやラズベリーなど、英国で初夏から夏にかけてとれるフルーツのジャムを添えて楽しんでいます。日本とは旬がずれますが、爽やかな酸味があるベリー類のジャムは、日本でも真夏のティータイムにマッチするのではないでしょうか。