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2022年春夏を彩るプリントたち 前編

INTERIOR INSPIRATION 2022.04.08

ローラ アシュレイでは春夏と秋冬の年2回、新作コレクションを発表しています。今回は、2022年春夏のキーになるプリントと、そのプリントをいかしたインテリアのサンプルを前編・後編に分けてご紹介します。
>> 「2022年春夏を彩るプリントたち 後編」はこちら

■菊の花をモチーフにしたプリント、Hepworth


ローラ アシュレイの新作は常に、ブランドの基盤となる4つの大きなテーマから発展して誕生します。これからご紹介する3つのプリントは、基本となるテーマのなかでももっとも大切な“TIMLESS ELEGANCE”からうまれました。エレガンスと華美に走らない慎ましさは、ブランドの根本にある姿勢です。このカテゴリーのプリントは、常にアンティークのプリントにインスパイアされています。

Hepworth(ヘップワース)は、ローラ アシュレイが収集している絵画やアンティークの生地や壁紙などのアーカイブコレクションからインスピレーションを受けて考案された菊の花のプリント。エレガントで繊細なタッチとモダンなカラーパレットが特徴です。本国では壁紙やカーテン、クッションやベッドリネンなどが登場予定。気品の漂う空間を演出してくれるプリントです。

■カントリー風のあたたかみを感じるElwyn

素朴で家庭的な雰囲気を放つElwyn(エルウィン)も、先にご紹介したアーカイブコレクションから着想を得たプリント。柵のようなものに葉と茎が絡み合う可憐なデザインは、カントリー風のあたたかみを感じさせます。

■モダンでグラフィカルなOakleaves

繊細な印象のHepworth、Elwynと打って変わって、Oakleaves(オークリーブス)はモダンでグラフィカルなプリント。名前の通り、柏の葉をモチーフにしたデザインです。写実的なタッチからこういった少しポップなタイプまで、柏の葉はローラ アシュレイが好んで用いてきたモチーフ。今季のプリントは意外性のある色使いが新鮮です。

■大ぶりのバラとセイヨウヒルガオが華やかなAveline

以降でご紹介する3つのプリントは、基本となるテーマのうち、“COUNTRY CHARM”に基づいて考案されたもの。このテーマはブランドの原風景ともいえるもので、創業者のローラが幼少時代を過ごした地、ウェールズの田園風景やそこに住む人々の素朴な暮らしをイメージしています。

最初にご紹介するのは、大輪のバラとセイヨウヒルガオを組み合わせたAveline(アブリーヌ)。油絵のように大胆なタッチで、大ぶりの花々がいきいきと描かれています。英国の国花でもあるバラは、ローラ アシュレイのプリントのなかでも繰り返し登場しているモチーフのひとつ。Avelineは1992年にデザインされたアーカイブに着想を得たプリントで、英国のカントリーガーデンの雰囲気を感じさせます。

■小花と野草が優しく描かれたHarvest

英国で親しまれている花々と背の高い野草を描いたHarvest(ハーヴェスト)も、古きよき英国の自然を感じさせるプリント。ボタニカルがやわらかなタッチで表現されており、クラシックなカントリースタイルのインテリアにマッチします。

■英国の田園地帯の朝をイメージしたAviary

英語で“鳥小屋、鳥の飼育場、バードサンクチュアリ”などの意味をもつAviary(エイヴィアリー)は、その名の通り、鳥や蝶が木々の間を飛び交う様子を描いたもの。英国の田園地帯の朝をイメージした、愛らしく明るいイメージのプリントです。自然の風景を切り取ったタイムレスなデザインは、季節を問わずご愛用いただけます。

今回は、2022年春夏シーズンのキーとなるプリントから“TIMLESS ELEGANCE”と“COUNTRY CHARM”のテーマに基づいて誕生した6種類をご紹介しました。後編もお楽しみに!