NOTEBOOK

トピックス

CATEGORY

ARCHIVE

2022年春夏を彩るプリントたち 後編

INTERIOR INSPIRATION 2022.04.15

ローラ アシュレイでは春夏と秋冬の年2回、新作コレクションを発表しています。今回は2022年春夏のキーになるプリントと、そのプリントをいかしたインテリアのサンプルを前編・後編に分けてご紹介します。
>> 「2022年春夏を彩るプリントたち 前編」はこちら

■花々と小鳥を描いたロマンティックなBirtle


前編でもお伝えしたように、ローラ アシュレイの新作プリントは常に、ブランドの基盤となる4つの大きなテーマから発展して誕生しています。後編では4つのうち、“ROMANTIC OPULENCE”と“HERITAGE INSPIRED”というテーマからうまれたプリントをご紹介します。

ここからご紹介する3つは、“ROMANTIC OPULENCE”というテーマに基づいたプリント。1978年、北フランスに移住したアシュレイ夫妻。その際に住んだシャトー(城館)さながらの家に漂うロマンティックで華やかな雰囲気が、このテーマの礎となっています。Birtle(バートル)は、咲き誇るバラやポピーと愛らしい小鳥を描いたプリント。写実的なタッチと、どこか懐かしさを感じさせる淡い色味が特徴です。

本国ではベッドリネンやクッションカバーを展開。合わせるアイテムをBirtleに使われている色味に揃えると、上品かつノスタルジックなムードを演出することができます。

■チューリップをヴィンテージライクに描いたScarborough fair

ラフなタッチで大ぶりのチューリップを描き、その間に葉っぱのイラストをトレリスのようにあしらったScarborough fair(スカボローフェア)。少し更紗を連想させる、ヴィンテージライクなプリントです。

本国では壁紙やベッドリネンを展開。カラーバリエーションによってシックにも可憐な印象にも変化する、奥深い魅力をもったプリントです。

■少し和のテイストを感じさせる、愛らしいSycamore

カエデの一種、セイヨウカジカエデをモチーフにしたSycamore(シカモア)。花びらを散りばめたようなグラフィカルで可憐なムードをもつ一方、少し縮緬を彷彿とさせる、どこか和のムードが漂うプリントです。もとを辿ると、1980年代初頭に考案されたアーカイブ的なデザイン。約40年の時を経てなお、タイムレスな魅力を放ちます。

■’90年代に発表された、ノスタルジックなRambling rector

以降でご紹介する3つのプリントは、基本となるテーマのうち、“HERITAGE INSPIRE”に基づいて考案されたもの。このテーマからうまれたプリントには、1953年に誕生したローラ アシュレイの創業時を彷彿とさせるシンプルな花柄や幾何学模様がラインナップ。また、ウェールズの古いパッチワークキルトなど、古きよき素晴らしいデザインにインスピレーションを得たプリントが揃います。また、’80年代〜’90年代に発表されたプリントがリバイバルしているのもこのテーマの特徴です。

以降でご紹介する3つのプリントは、基本となるテーマのうち、“HERITAGE INSPIRE”に基づいて考案されたもの。このテーマからうまれたプリントには、1953年に誕生したローラ アシュレイの創業時を彷彿とさせるシンプルな花柄や幾何学模様がラインナップ。また、ウェールズの古いパッチワークキルトなど、古きよき素晴らしいデザインにインスピレーションを得たプリントが揃います。また、’80年代〜’90年代に発表されたプリントがリバイバルしているのもこのテーマの特徴です。

本国では壁紙やクッションを展開。壁紙のように大きな面積に使用すれば空間になじみ、クッションのように小さな面積で柄を切り取れば存在感たっぷりの主役級のアイテムに。あしらう場所やアイテムによって表情を変える、ユニークなプリントです。

■油絵のようなタッチでストックを描いたStocks

その名の通り、咲き誇るストック(アラセイトウ)を油絵のように力強いタッチで描いたStocks(ストックス)。Stocksが1993年に発表されて以来、ストックの花はローラ アシュレイのなかでも定番的なモチーフ。大ぶりのストックが目を引くStocksは、エレガンスとナチュラルな印象をあわせもったプリントです。

本国では壁紙、ベッドリネン、カーテン、アパレルなどを展開。濃淡のブルーで描かれた大ぶりのストックが、空間を華やかかつ爽やかに演出します。

■ピンクとブルーの組み合わせが目を引くCharlotte

最後にご紹介するのは、いきいきと咲き誇るスイートピーをやわらかな色味で描き出したCharlotte(シャーロット)。こちらのプリントが最初に発表されたのは1988年。スイートなピンクとニュアンスのあるブルーの組み合わせが、今なお新鮮な印象を放ちます。

本国ではベッドリネンやクッションなどを展開。白地にピンクとブルーのスイートピーが映えて、ぱっと明るく、優しい印象を空間にもたらします。

今回は、2022年春夏シーズンのキーとなるプリントから“ROMANTIC OPULENCE”と“HERITAGE INSPIRED”のテーマに基づいて誕生した6種類のプリントをご紹介しました。ぜひ前編と合わせて、今季のインテリアのご参考になさってみてください。

>> 「2022年春夏を彩るプリントたち 前編」はこちら