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パリ風のインテリアをつくる6つのTIPS

INTERIOR INSPIRATION 2022.01.28

いつの時代も、ファッションやデザインのジャンルにおいて世界中の関心を惹きつけてやまない国、フランス。なかでもパリスタイルのインテリアには、エレガントで洗練された雰囲気とエフォートレスでゆったりとした暮らしの空気が共存しています。今回は、そんなパリ風のインテリアをつくるためのTIPSをお届けします。

■COLOR:シックなカラーパレットで空間をまとめる

まずは空間全体の印象を左右する色使いについて。パリらしい雰囲気を出すなら、ニュートラルなカラーパレットで部屋をまとめましょう。白、オフホワイト、クリーム、アイボリー、ライトグレー、ベージュなど、落ち着きのあるシックな色たちが、美しいフォルムの家具や照明、プリントを使った小物などを引き立ててくれます。

■PATTERN:エキゾチックなダマスク柄に力をもらう


柄物を取り入れたい場合、簡単にパリらしい雰囲気に仕上げてくれるプリントはずばりダマスク柄。エキゾチックで、かつ高貴なムードをもつ柄が空間にドラマティックな印象と気品を与えてくれます。いちばんのおすすめは壁紙で取り入れることですが、難しい場合やもっとさりげなくプリントをきかせたい場合はカーテンやクッションから始めてみてはいかがでしょう。

ITEM:シャンデリアを取り入れる


色とプリントについて触れた後は、取り入れるべきアイテムたちをご紹介します。バロック様式のクラシカルでゴージャスなシャンデリアは、インテリアにフランスらしいエレガントなムードを加えるのにぴったりの照明です。意外にどんな時代の建物にもなじみ、モダンな空間にもたちまちヴィンテージ感のあるアクセントを添えてくれます。“モダンとヴィンテージのミックス”も、パリスタイルのインテリアには重要なキーワード。ひとつの時代感に揃えすぎず、モダンな要素とヴィンテージ感のある要素をほどよくミックスして“抜け感”をつくるのがポイントです。

■ITEM:デコレーションに本を使う


ブックシェルフや本をいかしたインテリアもパリらしさ満点。本をインテリアの一部として捉えるのです。本をばらばらに選んでもよいですが、同系色のカバーをもつ本を何冊か集めて並べれば、インテリアに色のアクセントをきかせることができます。暖色系や寒色系など、いくつか異なる色のブロックをつくってみても楽しいですね。本を選ぶ際、ぜひ“飾る”という視点も加えてみください。

■ITEM:主役になるソファを選ぶ


ゆったりとした寛ぎのある雰囲気をつくりだすため、リビングには空間の主役としてソファを据えるのがおすすめです。ニュートラルなカラーパレットで揃えた空間のポイントにするため、色や質感で遊んでみるのもいいでしょう。推したい素材はレザーとベルベット。レザーは経年変化により豊かな表情が楽しめますし、ベルベットは上品な光沢感をお部屋にプラスしてくれます。

■FINISHING:ギャラリーウォールをつくる


パリの人々はアートをインテリアにいかすことが得意です。多くの人々が、壁に好みのアートを飾り、自分だけの小さなギャラリー=ギャラリーウォールをつくりだします。全体の色を整えて、主役になる家具を揃えたら、ぜひギャラリーウォールをつくってインテリアを仕上げましょう。本当は「自分の好きなアートを自由に組み合わせて!」と言いたいところですが、まとまりのある空間にするためのコツをひとつ。主役となる家具の色味に合うアートを選べば、散漫な印象になりません。あくまでご参考までに!