NOTEBOOK
トピックス
2021年秋冬を彩るプリントたち 前編
ローラ アシュレイでは春夏と秋冬の年2回、新作コレクションを発表します。ここでは、2021年秋冬のキーになるプリントと、そのプリントをいかしたインテリアのサンプルを前編・後編に分けてご紹介します。
■菊の花をモチーフにしたプリント、Maryam
ローラ アシュレイの新作は、常にブランドの基盤となる大きなテーマから発展して考案されています。これから紹介するふたつのプリントは、基本となるテーマのなかでももっとも大切な“TIMLESS ELEGANCE”からうまれました。エレガンスと、華美に走らない慎ましさはブランドの基本といえる姿勢です。このカテゴリーのプリントは常にアンティークのプリントからインスピレーションを受けています。
Maryam(マリアム)はアンティークのシルクプリント生地にインスパイアされた、菊の花のプリント。大ぶりの花がポイントで、色のコントラストも楽しい柄です。本国では壁紙やカーテン、チェアやクッションなどが登場予定。華やかな空間を演出してくれるプリントです。
■エキゾチックな魅力を放つPeacock Damask
孔雀とダマスク柄を組み合わせたPeacock Damask(ピーコック ダマスク)は、ローラ アシュレイのアーカイブ室に収蔵されている1970年代の壁紙からインスピレーションを受けたプリント。まるでパレードをしているかのような、賑やかで美しくエレガントな孔雀が描かれています。
本国では、壁紙やカーテンといった大型のアイテムのほか、コースターやランチョンマットといった小物も展開。エレガントかつエキゾチックなテイストで、小さな面積でも存在感を放つプリントです。
■ロマンティックな空間をつくるFleurir
前編で最後にご紹介するのは、“ROMANTIC OPULENCE”という大きなテーマのもとにうまれたプリント、Fleurir(フルリール)。1978年に北フランスに移住したアシュレイ夫妻。そこで住んだのは、家というよりもシャトー(城館)と呼べるような建物でした。そこに漂うロマンティックかつ洗練された雰囲気が、プリントにも大きな影響を及ぼしています。
今季登場したFleurirは、ローラ アシュレイのアーカイブにある過去の壁紙に着想を得たプリント。美しく繊細で、ロマンティックで上品な印象を放ちます。
こちらは本国で展開するアイテムより、ピローケースとベッドリネン。淡い色調が白い空間に調和します。
今回は、2021年秋冬シーズンのキーとなるプリントからMaryamとPeacock Damask、Fleurirの3種類をご紹介しました。後編もお楽しみに!