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これからは、クリスマスもサステナブルに!

INTERIOR INSPIRATION 2020.12.17


2015年に国連が掲げた「SDGs(エスディージーズ)」。Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の頭文字をとった、2030年までの達成を目指す国際社会共通の目標です。17からなる目標には、「貧困をなくそう」「産業と技術革新の基盤をつくろう」といった行政レベルの項目もありますが、ひとりひとりの心がけと行動なくては達成しえない項目もあります。

その最たる項目といえるのが、「つくる責任 つかう責任」。“持続可能な消費と生産のパターンを確保する”ことを目指す目標です。よく考えて購入し、大切に使うこと。再利用する方法を探ること。私たちみんなが「つかう責任」を意識することで、確実に世界が目標に近づきます。

目標は大きいですが、重要なのは日々の小さな積み重ねと意識付け。まずは目前に迫ったクリスマスから「サステナブル(持続可能な)」を意識してみませんか? 今回は、サステナブルを意識したクリスマスを過ごすために大事にしたいことをふたつお伝えします。

■PLANNING: きちんと計画を立てて、必要なものだけ買う


クリスマスのみならず、ます私たちがこれから強く意識すべきは「必要なものだけ買う」ということ。直前になって慌てて買い物すると予想外にあれこれ購入してしまいがちです。前もって計画を立てて、本当に必要なものだけを買うようにしましょう。

フード類もデコレーションもプレゼントも、事前に購入リストを作っておくのがおすすめです。同じようなものを買ってしまわないように、去年のクリスマスに使ったアイテムなど持っているもののチェックも忘れずに。

■RECYCLING: 無駄を省いて、再活用する


ギフトラッピングに食べ残した料理、ドリンクの瓶や缶……。クリスマス期間中には、通常と比べて驚くほどたくさんの廃棄物が発生します。楽しい時間を満喫すると同時に、これからはできるだけ無駄を省き、再利用をすることを心がけたいものです。

例えば、思いきってラッピングをやめてみる。包装のないギフトが味気なく感じるようであれば、まずはリボンやシールなどワンポイントをプラスする方向にシフトしてみる。風呂敷のように何度も使えるラッピングに変えるのも一案です。もらったプレゼントについていた飾りをツリーのオーナメントにしてみるのもいいですね。持っているものをどう有効利用するか、ゲーム感覚でアイディアを家族内で出し合うのもおすすめです。

今回ご紹介した、プランニングとリサイクル。「何だ、そんなことか」と思った方もいらっしゃるかもしれません。でも、改めて意識してみると、いかに普段このふたつを考えないで暮らしているかに気づくはずです。「SDGs」のために努力することは、地球に住む全員の義務といえます。ひとつずつ小さなことから意識を変えていきましょう。もちろん、暮らしを楽しむことも忘れずに! まずはサステナブルなクリスマスを満喫するところから始めてみてはいかがでしょう。