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3層のチョコレートがとろける、究極のブラウニー

IN THE KITCHEN 2020.03.06

本国に10店舗を展開する*ローラ アシュレイのティールーム。各店ではそれぞれの土地に敬意を払い、ローカルの食材や食文化をいかしたメニューをご提供しています。今回は、昨年5月にオープンした「コーンウォール」のヘッドシェフにアフタヌーンティーの人気スイーツのレシピを教わります。
*2020年3月現在
>> ローラ アシュレイ ティールームの詳細はこちら

ヘッドシェフのアンドリュー・ダドリーさんが教えてくれたのは、3層のチョコレートを重ねたとろけるブラウニー。ローラ アシュレイ ティールーム自慢の味をご自宅でお楽しみください。

チョコレートブラウニーのレシピ


●材料
・A : いちばん下の層(土台)
-卵 1個
-グラニュー糖 90g
-製菓用ダークチョコレート 120g
-製菓用ダークチョコレート(最後に混ぜる用) 50g
-無塩バター 75g
-薄力粉 30g
-バニラエクストラクト 小さじ1/2
-ココアパウダー 10g
-ベーキングパウダー 小さじ1/4
-ヘーゼルナッツ 50g

・B : 2番目の層(チョコレートクリーム)
-牛乳 200ml
-生クリーム 200ml
-卵黄(卵3つ分) 60g
-グラニュー糖 50g
-製菓用ダークチョコレート 250g

・C : いちばん上の層(チョコレートグレーズ)
-水 37ml
-グラニュー糖 44g
-ココアパウダー 15g
-生クリーム 30ml
-板ゼラチン(3g) 1枚
-製菓用ダークチョコレート 10g

・(お好みで)付け合わせ用
-サジーの実 適量

●作り方
【A】
1. ボウルにバター、細かく刻んだチョコレート480g、バニラエクストラクトを入れ、湯煎で溶かす。

2. 別のボウルに卵とグラニュー糖を入れ、色が白っぽくなるまで混ぜる。

3. 1と2をよく混ぜ合わせる。

4. 薄力粉、ココアパウダー、ベーキングパウダーを合わせてふるいにかけ、3に混ぜ合わせる。

5. 4にヘーゼルナッツ、細かく刻んだチョコレート200gを入れて混ぜ合わせる。

6. クッキングシートを敷いた型(18cm×18cmのスクエア型)に5の生地を流し入れ、180℃に予熱したオーブンで15〜20分ほど焼く。

【B】
1. 鍋に牛乳と生クリームを入れて沸騰させる。

2. 大きめのボウルに卵黄とグラニュー糖を入れ、色が白っぽくなるまで混ぜる。

3. 2に1をゆっくり混ぜながら入れる。

4. よく混ぜた3をすべて鍋に戻し、中火で3〜4分ほど煮る。

5. 鍋に細かく刻んだチョコレートを少しずつ溶かしながら入れる。

6. 先に作っておいたA(ブラウニーの土台)の上に5を流し入れ、150℃に予熱したオーブンで20〜25分ほど焼く。

【C】
1. 水とグラニュー糖を鍋に入れて沸騰させる。

2. 鍋にココアパウダーと生クリームを加え、5分ほど煮る。

3. ボウルに細かく刻んだチョコレートを入れ、商品の説明に従って溶かした板ゼラチンを回しかけ、チョコレートを溶かしながら混ぜ合わせる。

4. 3を充分に冷ましてからBで作ったブラウニーの上に注ぎ、冷蔵庫で冷やす。好みのサイズに切り分けて食べる。


通常よりも手間暇をかけて、3層に仕立てたチョコレートブラウニーの食感は格別! 口のなかで溶けるレア感を残したタイプで、「コーンウォール」ティールームのアフタヌーンティーでも1、2を争う人気のスイーツです。最後に、アンドリューシェフからプラスワンのアイディアを。

「このブラウニーと相性抜群なのが、スーパーフードのひとつであるサジーの実(シーバックソーン)。イギリスでは東海岸に多く見られますが、コーンウォールでも栽培されています。強い酸味をもつサジーの実と甘くてコクがあるブラウニーのマリアージュは最高! そのほか、ベリー系など酸味のあるフルーツもおすすめ。果実そのものやジャムを添えてみてください」とアンドリューシェフ。

複合施設「エデン・プロジェクト」や神秘の庭園「ロスト・ガーデンズ・オブ・ヘリガン」にほど近い森のなかに位置する「コーンウォール」ティールーム。現地にいらっしゃる機会があれば、ぜひアンドリューシェフが提案するアフタヌーンティーをお楽しみください。このブラウニーをはじめ、自家製のケーキやスコーン、サンドイッチと厳選した紅茶、コーヒーをご用意してお待ちしております。