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【Print Story】 #5 Pussy Willow
創設者夫妻がオリジナルプリントを手作りするところから始まったローラ アシュレイ。プリントなくしてブランドを語ることはできません。膨大なアーカイブに加え、現在も年に2回、新作のオリジナルプリントを発表しています。【Print Story】では、なかでも人気のプリントや注目の新作にフォーカス。第5回は、シックなナチュラルテイストでメンズのファンも多いPussy Willow(プッシー ウィロー)をご紹介します。
ローラ アシュレイというと、カラフルで華やかなフラワープリントを連想される方も多いのではないでしょうか。大ぶりの花柄も充実していますが、ローラ アシュレイではそのほかにも多種多様なプリントを展開しています。ネコヤナギを描いたPussy Willowも、そのひとつ。色使いによって印象が変わる人気のボタニカルプリントです。
▲Pussy Willowのバリエーション。右上から時計回りにナチュラル フローラル、オフホワイト/シースプレイ、グレープ フローラル、シースプレイ ブルー。
Pussy Willowが登場したのは2012年の秋冬シーズン。本国のアーカイブに眠っていたオリジナルの資料を2011年にインテリア部門のデザイナーたちが発見しました。
こちらがアーカイブのプリント。当時は鳥のイラストが入っており、デザイナーたちは色や線など、少しオリエンタルなタッチに惹かれたといいます。ここからインスピレーションを受け、ブラッシュアップを重ねて誕生したのがPussy Willow。ローラ アシュレイらしさをキープしつつ、フレッシュなプリントに仕上がりました。
▲本国では壁紙やカーテン、クッション、ピローケースなどを展開。
当初は2色展開でしたが、幅広い層から人気を得て、現在では豊富なカラーバリエーションが揃うPussy Willow。いい意味で主張が強すぎないモチーフなので、ブルーベースなら少しマリンテイストが感じられて、パープル系やベージュ系ならカントリースタイルにマッチするなど、色によってがらっと印象が変わるのが特徴です。こうしてお客さまのお好みに合うテイストが見つかりやすいという点も、人気の秘密といえるでしょう。
日本では、今年の夏頃を目安にPussy Willowのカーテンを発売予定。ただいま色展開を検討中です。どんな色が登場するか、ぜひお楽しみに!