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2021年秋冬を彩るプリントたち 後編
ローラ アシュレイでは春夏と秋冬の年2回、新作コレクションを発表します。ここでは、2021年秋冬のキーになるプリントと、そのプリントをいかしたインテリアのサンプルを前編・後編に分けてご紹介。後編では、カントリーテイストのプリント2点にフォーカスします。
■クラシック&カントリーでタイムレスな魅力をもつRose moor
ローラ アシュレイの新作は、常にブランドの基盤となる大きなテーマから発展して考案されています。これから紹介するふたつのプリントは、基本となるテーマのなかでも特に、創業者ローラの原風景といえる“COUNTRY CHARM”からうまれました。
ローラが幼少時代を過ごしたウェールズ。そこに広がる田園風景や現地に息づく古きよき英国文化は、彼女のデザインに多大な影響を与えました。’70年代に大流行したローラ アシュレイのプリントマキシドレスは、それを象徴するアイテムのひとつ。ウェールズの自然と人々の素朴な暮らしに着想を得たプリントをモダンに解釈したデザインは、現在に至るまでローラ アシュレイのアイコニックな存在として広く知られています。
最初にご紹介するRose moor(ローズモア)は、ウェールズの自然を彷彿とさせるクラシック&カントリーなプリント。ローラ アシュレイのアーカイブ室に収蔵されている古い絵画にインパイアされた柄で、バラやセイヨウヒルガオ、イチゴなど、英国の伝統的な花やフルーツが描かれています。
本国では壁紙やカーテン、ベッドリネン、クッションなど幅広く展開しているRose moor。ベースの色や取り入れるシーンや分量によって印象が変わってくるのがおもしろいですよね。
■エレガントなカントリースタイルを実現するPicardie
Picardie(ピカルディ)はアンティークのテキスタイルにインスパイアされたプリント。描かれているのはバラやジギタリス、キンポウゲなど。大ぶりかつ繊細な花柄が印象的です。
大ぶりの柄ですが、緻密な線画と同色系のカラーリングゆえに、上品にインテリアとなじみます。これぞ洗練された現代のカントリープリントといえるでしょう。
今回は2021年秋冬シーズンのキーとなるプリントからクラシック&カントリーテイストのRose moorとPicardieをご紹介しました。ぜひ前編と合わせて、今季のインテリアのご参考になさってみてください。